創部50周年記念祝賀会

































お礼
洋弓部部長  中澤進一先生 




                   

中澤部長先生     記念誌より

体育会洋弓部創部50 周年、誠に喜ばしく嬉しく思います。創部以来の部長であった高村雄治先生から

洋弓部の部長を引き継いだとき、部にたいする高村先生の強い愛情をつくづく感じました。

相模原キャンパスの射場建設、これが私の最初の仕事でした。体育会のどこの部も新しい活動の場を

作ろうと必死でしたから、いろいろな駆け引きがあって、大変苦労したことを覚えています。

当初は殺風景だった射場も、大学当局の暖かい取り計らいによって今では設備も大分充実して参りました。

正直に言いますと、相模原キャンパスに新射場ができたとき、私は部活動の貧弱さに驚かされました。

練習時間や部員数の少なさに加えて、体育会の部員としての心構えも怪しく、私は体育会の部として

存亡の危機を感じたほどです。

しかし、それも今では昔話です。その後、部員たちはよく頑張りました。部員数は他の 体育会の部より

はるかに多くなりましたし、日常の報告を聞くたびに、精神的にも大分逞しくなったように思います。

満足のゆく戦績にはまだ届いておりませんが、今後に期待できるところまで成長してきたことを感じております。

洋弓部創部50 周年を機に、男女とも1 部に昇格して、大いに活躍してくれることを心より願っております。




監督 水谷 喜和    ・・・・記念誌より
洋弓部創部50周年を迎えることとなりました。これもひとえに大学関係の皆様方をはじめ、
部長先生、諸先輩の皆様方の暖かい御指導の賜物と深く感謝申し上げます。 
我々の現役時代、男子は2 年連続全敗にての降格という情けない戦績を残し、
後輩の力を借りた最後の年は、2 位にての入れ替え戦に出場するも、
大差で敗れ目標の昇格は叶いませんでした。
辛いこと、悲しいこと、情けないこと、悔しいことばかりでした。
完全燃焼できなくて、卒業後も現役諸君に刺激を与えることで、洋弓部が強くなればと思い、
アーチェリーを続けていました。念願かない初めて1部昇格を勝ち取ったときは現役諸君とと
もに

感激に酔いしれました。渋谷東急プラザの前で胴上げされた事を今も覚えています。
30 年ほどまえのことですが、この40 年間で、一番うれしい日でした。
もちろん試合に勝つこと、良い点数を出すことがすべてではなく、それに向かって努力する事

部活動の意義であると思いますが、やはり男女とも1部で、リーグ戦を戦ってもらいたいもの
です。

今とは違う景色が見えてくると思います。現役の皆さん、青学洋弓部部員の誇りを持ち、
日々努力し、新しい時代を作り上げて行ってください。我々OB、OGはいつも応援していま
す。



コーチ 木村 正純    ・・・・記念誌より
この度は、青山学院大学体育会洋弓部創部50周年おめでとう御座います。私は2011年か

洋弓部コーチを務めており、創部50周年という節目の年に関われたことを、非常に光栄に思
います。

さて、私はこのアーチェリーという競技を続けて既に25年が経ちました。中学生の頃から今
まで

競技を続けてきて、本校にてコーチ就任となったのも何かの縁であると感じています。
一つの事を長く続けると、色々な人と出会い、人脈が広がり、やがて自分にとってかけがえの
無い

ものになると思います。私の場合アーチェリーがそれでした。
今の現役の皆さんもこの洋弓部に入部し、アーチェリーという生涯スポーツに出会えたと思い
ます。

そして50年という長い歴史の諸先輩方と繋がりを持つことができるのと同時に、
脈々と受け継がれてきた先輩方の思いをさらに未来に向かって引き継いで行ってください。
今までの先輩方も50年そうしてきた積み重ねが今の青山学院大学体育会洋弓部であります。
このような伝統のあるクラブに所属し、アーチェリーと出会い、学生生活を勉学とアーチェリ
ーと

両立しながら行うのはとても大変なことではあると思いますが、その努力は決して無駄にはな
りません。

アーチェリーと勉学を精一杯、頑張ってそして素晴らしい学生生活の思い出になるようにして
ください。

それはあなたたちにとって将来、必ず大切な財産となります、頑張って行きましょう!


青山学院大学体育会洋弓部第50代主将  長沢 寛俊    ・・・・記念誌より
我が青山学院大学体育会洋弓部は、創部50 周年を迎えました。一口に50 年といいましても、
この50年という歴史を築き上げたのは、創部から現在に至るまで、諸先輩方を初め、
数多くの人々の尽力の賜物であると思います。長い歴史の中で、決して楽な経験ばかりではな

苦しい経験、また、試合で悔しい経験もされたことと思います。部の存続には、このような
部の歴史の積み重ねを現役が自覚し、後輩達にしっかり伝えていかなければなりません。
近況といたしましては、2013 年度リーグ戦において、男子は3部残留でしたが、女子が1部

返り咲きました。道具の性能や他大学の技術力が向上している中でのこの結果は、
各個人がそれぞれ目標をもち、より高い意識を持ってアーチェリーに向き合ってきた成果の
表れであります。
来年の目標は、男子は2部昇格、女子は1部上位確保であります。この目標を達成し、
部としてさらに成長していくために、今後も質の高い練習を行い、技術を高めていけたらと思
います。

この50 周年という節目は、各個人がアーチェリーという競技に対する姿勢を再確認する
良い機会であります。諸先輩方が築き上げてこられたこれまでの伝統を引き継ぎつつ、
現役部員がまた新しい風を吹き込むことで、
この50 年に関わった全ての方々の気持ちを乗せて、これからも洋弓部を大いに飛躍させて
いかなければならないと思います。


青山学院大学体育会洋弓部女子リーダー 上野 瑠里子    ・・・・記念誌より
今年で青山学院大学体育会洋弓部は創部50 周年を迎えました。今年度のリーグ戦では
女子は見事1 部昇格を勝ち取ることができました。これも選手各々の努力、
そして選手たちを支え、応援した全部員の活躍の賜物であると感じております。
来年度のリーグ戦は、男子は2 部昇格、女子は1 部上位確保を目標として戦っていきます。
今年度よりも更に厳しい戦いになることが予想されますのでその中で勝ち抜いて
いくためにも、今後は一層の練習と、部員同士の連帯意識、仲間意識を高めていきたいと
思います。
アーチェリーは個人競技ではありますが、精神面では仲間、友人との支え合いが
非常に重要なスポーツです。ですから私たちは、技術はもとより、この仲間との「
連帯」も強く磨いていかねばならないと感じております。
最後に、私たちが創部50 周年という記念すべき年を迎えるにあたって、
諸先輩方が築いて来られた伝統と誇り、歴史を現役部員もしっかりと噛み締め、
胸に刻んで行きたいと思っております。
そして50 年間という長い年月の間、一度も絶えることなく受け継がれてきたこの伝統を、
後輩たちに伝えていきたいと強く感じました。